やる気のないやる気

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ヘッドライトが点灯しなくなったのでH4カプラーを付け替えた

愛車(スイフト ZC71S)のヘッドライトが片方(左側)だけロービームが点灯しなくなったので調査と修理の話。

 

 

起こったこと

 運行前点検(と言いつつエンジンかけた時にざっと見てあとは信号待ちとかの時にチェック)でヘッドライトが片方だけ点いてないのを発見。

 バルブをさしなおしたりすれば点いたりするし、夜の帰宅時に点かなくなったから翌日の昼休みに会社で修理しようとしたら朝には直ってたり。

 

原因

H4のカプラーが一部焼けて溶けていた。

高効率バルブを使ってることと経年劣化が原因のよう。

 

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修理方法検討

修理依頼するか自分でやるか

修理するとして

  1. ディーラー修理
  2. 街の修理屋さん
  3. 自分で直す

 の3パターンが考えられてとりあえずディーラーへ(中古車なので購入元のビッグモーターへ)。

見積もりをしてもらったところディーラーでやるとヘッドライトのユニットごと交換する必要があるようで〇万円の見積もり…。

とりあえずグリスだけ塗ってもらって点灯確認して帰宅。

ディーラーが高いとなると街の自動車工場…なんだけど付き合いのある所はない…のでいっそ自分でやってしまうことにした。

替えのカプラーは買えるからあとは電気回路の世界なので自分でなんとかなるはず!

 

どう直すか

とりあえず新しいカプラーを入手して付け替えるのは確定

こういうときの車の修理といえばギボシ端子らしい…が使ったことはないのでちょっと不安。

よって電気回路として考えてはんだ付けで修理することにした。

 

修理準備

以下のものを購入(一部は自宅にあったもの)。

 

1. 補修用のH4カプラー

これ。

 

2. ニッパー

古いカプラーの切断用。

プラモ用でその辺にあったやつ使ったけど100均とかなんでも 

 

3. はんだ付けセット

はんだ付けするからこれがないと始まらない。

 これを持ってるから新規では購入せずに使用。

 

 

4. 熱収縮チューブ(失敗して使わなかった)

絶縁&防水のため。

ドライヤーとかで温めると細くなって密着するゴム製(?)のチューブ。 

 

5. ビニールテープ

同じく絶縁&防水のため

家に落ちてたやつを使用。

 

6. ドライヤー(熱収縮チューブを使わなかったので未使用)

普通に髪乾かす用のヘアドライヤー。 

 

7. ケーブルストリッパー

ケーブルの周りのビニール剥がす工具。

 こういうやつ。家にあったやつを使ったけど心線の太ささえあってればなんでもいいはず。

ハサミとかカッターで頑張るって選択肢もアリ。

ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-1

ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー No.3500E-1

 

 

 

※買ってないけどあったら便利だっただろうもの

8. ワニ口クリップコード

こういう物(理科の実験とかで使った記憶がある)。

はんだ付け前に点灯テストとかできただろうと思う。

ワニ口クリップコードセット(10本セット)CM11

ワニ口クリップコードセット(10本セット)CM11

 

 

修理

道具の準備が済んだら実際の修理。

最低限の部品しか取り外さずに作業したから手元の狭さに苦労したのと、途中でミスがあってリカバリしてたおかげで修理時間は1時間弱くらい。 

上手くやれば20分程度で済みそう。

 

1. ボンネット開けて、ヘッドライトのバルブからカプラー外してついでにバルブも外しておく

特に書くことなし。

普通にヘッドライトのバルブ変える時と同じ。

 

2. バッテリーのマイナス端子を外す

ドライバーを使ってマイナス側を外す。

基本的には簡単に外せるようになってるはず。

外す瞬間とかに軽く火花が散る可能性があるけど気にしない(間違っても投げないように)。

 

3. 現行の配線を確認。

配線図とか見てもいいけど一番簡単なのはやっぱり切断前にメモして同じように付けることなので。 

 

4. 古いカプラー側のギリギリをニッパーで切断する

なるべく長いほうが作業しやすい。

ただし最終的に余りが出るので少し悩みどころ。

  

5. 切断した所から熱収縮チューブを通す

 

6. 切断したケーブル(車体側)の被覆を剥く

 

7. 補修用H4カプラーの被覆を剥く 

 

8. 被覆剥いた車体側のケーブルと、補修用H4カプラーをはんだでつなぐ。 

 

9. ビニールテープで仮の絶縁。

 

10. バルブ、バッテリーを接続して 点灯テスト

絶縁が甘くて露出してる箇所が車体に接触するとショートするので注意。

 

 

12. 熱収縮チューブをはんだ付け部分に被せてドライヤーで温める

 

13. 念のため熱収縮チューブの両端にビニールテープを巻いておく

 

 

この時は使ってないけどたぶん本当は接点グリス塗っといたほうがいいはず。

 

まとめ(おまけ?)

 写真撮ったはずなんだけど見つからないからとりあえず写真なしで公開…

見つけたら追記します…。